飛燕草のRPG人生

27歳都内一人暮らし。色々興味があるものを「やってみた記録」として書き残していく予定です。

模擬裁判のために駒場祭へ行ってきた。

見出し画像

偏差値48の高校出身の私が一生行くことがないと思っていた大学「東京大学」。
そんな私が来来来世でも行くことないだろうなと思っていた東京大学に、なぜ行ったかというと、昨年、弁護士業に興味を持って、いろいろ調べているうちに「模擬裁判」という言葉に辿り着いたからだ。

東京大学の学園祭で、模擬裁判が行われるらしい。
情報はXから入手した。10月に更新された「今年も駒場祭にて模擬裁判を行います。」という言葉だけを頼りに。
Xの更新はあまり頻繁ではなく、3日間の駒場祭のうち何日間模擬裁判を行うのか、また何時から始まるのかといった情報がなかなか入ってこず、開催直前の発表だったけれど、学園祭当日にはなんの予定も入れないようにして待機していた私にとってそんなことは問題なかった(とはいえできればもう少し早く情報が欲しいところ)。

駒場祭当日。
楽しみにしていた割には、東大のキャンパスが一つでないことを当日に知り若干慌てるも、模擬裁判開催場所である駒場キャンパスへ無事に到着。

駒場東大前駅に降り着いた時から混雑していて、駅から大学までの道もディズニーランドぐらいには人がいたと思う。

まず東大の第一印象はというと。
広い!模擬店多い!安い!
どれもこれも400円前後で値段に驚いた。
他の大学だったら、500円はするだろう。

入り口から数々の模擬店が出迎えてくれるも、模擬裁判の時間が迫っていたため、特に何も購入せずに人混みをかき分けて目的地へ移動。

模擬裁判開催の15分前ぐらいに開催地へ到着するも、すでに席は満席に近い状態。ふと飲み物を書い忘れたことに気がつき、近くの自動販売機へ買いに出掛けて戻ってきた時には、すでに残りの席は片手で数えられるぐらいだった。
一人の私は問題なく空いている席に着席。

配布されたパンフレットには今回の模擬裁判のテーマや登場人物の紹介、また争点などがとてもわかりやすく掲載されていて、裁判が始まるまでの間に、軽く目を通してみた。

定刻になり、役者人が入場。
そして今回の裁判のテーマをドラマ仕立ての動画で紹介。
正直、動画のクオリティや、動画内、模擬裁判における役者陣の演技力には気になる点が多すぎたけれど、今回の本質はそこではないからスルー。

そして今回の模擬裁判のあらすじ。

父が国に逮捕され、保護を求めて日本にやってきたアムル。日本にいる兄の手助けを受け、難民申請を行うが却下され、不法滞在の状態となってしまう。兄に迷惑をかけまいとして、アムルは兄の元を離れ、一人で働きはじめる。しかし後に不法就労、滞在により逮捕され、入館施設に収容されることに。就労後は仮放免を求めて申請を行うもこれも却下される。長きにわたる就労の中で、アムルの心身は徐々にすり減っていき、体調は悪化の一途を辿った。体調不良を原因とする二度目の仮放免申請も許可されないまま、ついには収容所の中でアムルは亡くなってしまう。

https://x.com/ksmocktrial/status/1985664441472729258?s=20

正直、文章だけ見ると、あまり見慣れない言葉ばかりだったから、あらすじドラマのおかげで一気に理解に拍車がかかった(演技について物申してすみません)。

争点を正確に提示しながらエピソードが進んでいくからなのか、話自体は複雑だけれど、とてもわかりやすいものだった(模擬ということもあって過剰にわかりやすくしてくれているからなのか?)。

争点が変わるごとに休憩が入るけれど、模擬裁判が楽しくて仕方がなかった私には次のエピソードを待つ時間すら惜しかった。

14時30分から始まった模擬裁判も気がついたら17時に。
裁判が終わったあとは傍聴していた私たちにこの裁判の結果を投票させる時間があり、開票までの時間には今回の模擬裁判についての感想文を書き上げた。感想を書くのに熱量が入ったものの、あまり時間がなかったため、思ったことを全部書けなかったのが惜しい。

ちなみに投票というのも、それぞれの争点に対してあなたは原告と被告のどちらの意見ですか みたいな感じで、複雑な問題に対して、部分部分で白黒をつけるというような質問であり、最後に集計結果が発表をされたけれど、自分の投票した選択が、多くの人間が判断した投票結果と一緒だった。一緒だったことが正しいわけではないだろうけれど、私の判断は今回の傍聴人の多数派だったということを知った。

今回のテーマは実際に起きた事件を参考にして作られたものだったが、この模擬裁判を終えた後に即座に元の事件を検索してしまった。

いやー、大満足大満足。
とっても楽しかった。東大ということはつまり私が行っても全然楽しめないかなと思ったけれど、そんなこともなくて、何を言っているのかが理解できたことが楽しめた主要因であろう。

あ、ちなみにこの模擬裁判への参加は無料で、帰り際にお気持ち導入BOXなども用意されていなかった。昔、演劇を見ることにハマっていた時期があるのだけれど、下手な舞台にお金出すより、今回の作品にお金を払いたいくらいには、作品を通して考えさせてくれるものだった。

アンケート回答なども終えると、駒場祭の終了時間まで残り30分となっていた。

気になる出店がたくさんあったけれど、とりあえず来年もまた行きたい。

画像
来年こそはこれに参加したい

また、来年に向けて更新されゆく模擬裁判情報を追いかけるためにXの
アカウントを掲載しておく。ぜひお楽しみに。